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大学1・2年生のための就活の始め方

      2017/11/12

大卒の求人倍率(=1人あたりの求人企業数)が上昇しています。就活が楽になったとの声もありますが、そうなのでしょうか? この記事では、現在の就活の実情と、大学1・2年生(専門・短大含む)が簡単に取り組める、就活準備の方法をお伝えします。

筆者:キャリア教育企業、予備校講師を経て、ライターとして独立。講演年100回。


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求人倍率が上がったから就活は楽になる?

出典:リクルートワークス研究所

2018年3月卒の求人倍率は、1.78倍。1人に対し、1.78社から求人が来る状況です。5年前と比べると、約0.51ポイントの上昇がみられ、就活が楽になると考えている人もいます。しかし、10年前に比べれば0.56ポイントも低く、就職氷河期突入直前の1991年に比べれば、激減しているのが実情です。

1人に対し、1.78社からの求人があるということは、100人に対し、178社の求人があります。しかしその内訳を想像してみたことがあるでしょうか?

  • 就活3高(高学歴、高実績、高コミュニケーション力)しか採らない上場企業
  • 理系エンジニアしか採らない優良企業
  • 星の数ほどある中小企業
  • 飲食業界、物販などのブラック企業

正確な割合は明確ではありませんが、筆者の経験から考えると、誰もが認める優良企業は、178社のうち15社程度。つまり、皆が入りたい15社を100人が争う状況にあり、納得のゆく就職ができる確率は、わずか15%程度と言えます。

※東証一部上場企業で働く人は、労働者の約16%とも言われるため、間違った数値ではないでしょう。ただし、東証一部上場企業が、全て優良企業というわけではありません。

まとめ

  • 世間の認識:景気が回復し、就活は楽(売り手市場)になっている。
  • 事実:納得のゆく就職ができる確率は、わずか15%程度。

ブラック企業に行かないための4年間の就活内容

就活に成功した大学生に聞くと、大学生の4年間の活動内容の概要は、以下のようになります。

  • 大学1年生 … 活動実績を積み、コミュニケーション力を鍛え、自分の強みを分析してゆく。
  • 大学2年生 … 自分の強みを踏まえつつ、実績をさらに伸ばし、おおまかに業界を考えてゆく。
  • 大学3年生 … 業界研究に着手。夏頃から、大学で就職セミナーが本格化。夏休みから冬休みにかけ、インターンに数社参加。年明けにはSPIなどwebテストの対策と受験。春休みから説明会に参加し、OB訪問開始。
  • 大学4年生 … OB訪問、エントリーを経て、6月以降面接ラッシュに突入。上手く行けば6~9月に内定。

※2年制の専門学校、短大は、1年で2年分を進めてゆくイメージです。

大学1、2年生の就活準備内容

大学1、2年生のうちにやっておくべきことは、次の3つです。

  • 活動実績を積む
  • コミュニケーション力を鍛える
  • 自分の強みを分析する

活動実績を積む

活動実績は、サークル、アルバイト、留学などですが、ここでは資格取得も含むこととします。

資格や活動実績は、嘘を書くわけにはいきませんので、大学1年生から必ず取り組んでゆきます。なお、アルバイトをPRにしたい場合は、冬休みや夏休みの、リゾート・スキー場でのアルバイトがおすすめです。様々な人が集まるため、書くネタができることが多いです。

コミュニケーション力を鍛える

コミュニケーション力とは、仲間内のものを指すように思えますが、就活では別の観点から問われます。

  • 大学生が考えるコミュ力:仲間内やLINEでのふるまいが意識されやすい。
  • 企業が考えるコミュニケーション力:①自分より年齢が高い人、または多数に対し、分かりやすく説明する能力。②チームにおいて、出過ぎず引き過ぎず、うまくやり取りする能力。

企業の考えるコミュニケーション力を意識しつつ、サークルやアルバイト活動を進めると良いでしょう。上にも触れましたが、様々な年齢や地域の人が集まり、1つのことに取り組むリゾートアルバイトでの交流は、企業が考えるコミュニケーション力にかなり近いです。

なお、企業はツイッターやインスタよりも、フェイスブックを検索する傾向があります。漢字の実名で、ある程度無難な内容を発信しておきます。

自分の強みを分析する

推薦による大学受験やアルバイトの面接と大きく異なるのが、就活では強みを徹底的に聞かれる点です。現在の日本の就活では、「強みを就職後どう生かすのか」が明確な学生を採用することで、中途離職や合わない学生を引き当てないようにしようという傾向が強く出ています。

  • 定年まで勤める人が多かった時代:ある程度の基礎学力や人間性があれば、受け入れて育てていた。
  • 現在:1年以内の離職や転職が一般化してきたため、「業界や社風に合うかどうか」を重視。

現在は、どの企業も中途離職で悩んでいますので、あなたにはどんな強みがあるのか?、うちでどう生かしてゆくのか?をしつこいほど聞く傾向があります。

強みの診断方法

自分の強みを診断するには、強み診断(ストレングスファインダー)を利用します。ストレングスファインダーは、科学的な統計をもとに設計されており、雑誌やネットで見かける心理テストとは、全く精度が異なります。

さまざまな強み診断がありますが、専門家が推すのは、16年間にわたり支持されている『才能に目覚めよう ストレングスファインダー2.0』です。

書籍を購入すると、パスワードがついており、ネット上で結果を出力します。177の質問に答えるため、少し大変ですが、自分の強みトップ5を簡単に導き出すことができます。

もし無料で、精度が高いストレングスファインダー(強み診断)を希望するなら、リクナビNEXTがおすすめです。転職をメインとしたサイトですが、大学生も利用しています。

メールドレスを登録し、あとは指示に従うだけです。

大学生でも登録できます(実験済み)。そのため、生年月日は正確に記入します。登録は1分ほどで終わります。

登録完了後、転職の希望を入力する画面になりますが、将来の転職のさいに項目を埋めてゆけばOKです。

3年生になってから強みの把握を始めた人よりも、早めに診断を受けた人が就活では好結果を出すことが大半です。時間(30分程度)がない場合やスマホの場合、会員登録だけ済ませておいて、あとから診断を開始することもできます。

グッドポイント診断の具体的な内容

グッドポイント診断は、3つのセクションからなり、それぞれ10分以内で終わります。

  • 第1部 … 93問あり9分前後かかります。
  • 第2部 … 126問あり7分前後かかります。
  • 第3部 … 74問あり5分前後かかります。

診断は、上のように4択から選ぶだけです。

(まとめ)大学1・2年生のための就活の始め方

大学1年生のうちにやっておくべきことは、次の3つでした。

  • 活動実績を積む … サークル、アルバイト、留学、資格取得
  • コミュニケーション力を鍛える … 年齢が上の人への説明力や、チームプレー
  • 自分の強みを分析する … 強み診断を必ずやっておく

 

ブラック企業に行かないためにまず始めるべきこと

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