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【完全に分かる】7つの習慣の要約〜内容のまとめと解説〜

   

コヴィー博士の「7つの習慣」の内容を要約・解説します。それぞれの習慣の解説記事へのサイト内リンクを準備していますので、この記事ですべてをほぼ完全に理解することができます。

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▼広告代理店での営業マン、教育産業での部長職を経て、キャリアアドバイザー(講演+インターネット事業)として独立した筆者が、ホンモノの成功者を輩出するために執筆しています。

【完全に分かる】7つの習慣の要約〜内容のまとめと解説〜


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7つの習慣とは 背景と全体像

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・「7つの習慣」はアメリカをはじめ世界で3000万部以上の販売数を記録している経営学者コヴィー博士のビジネス理論です。

「7つの習慣」を速く深くつかむには、ニーチェの3態(3段の変化)を下敷きに

「7つの習慣」は相互に関連し合う理論です。しかしながら関連がつかみづらく、せっかく学んでも忘れてしまい仕事に生かせないことがあります。ほんの1分間の準備としてニーチェの3態を押さえると見違える効果が出ます。

ドイツの哲学者ニーチェは、人の一生はラクダ(日本人のイメージでは子羊)、獅子、幼子(おさなご)のように変化すると考えました。

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小学校低学年くらいまで、人は生き延びるためにただ笑顔をふりまき、欲求や環境の変化に従うだけの弱い存在です。大切に加護される存在でもあります。これは日本人のイメージでは「子羊」に近いと思います。ニーチェが生まれ育ったドイツでは荷物を背負わされるだけの「ラクダ」のイメージのようです。

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しかし小学校高学年あるいは中学校くらいの反抗期を境に、人は自らの考えを持ちときには意志を貫く「獅子」のような精神を飼い始めます。とくに男子にその傾向が強く出ますが、平成生まれでは男女とも強く出てこないこともあります。

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しかし「獅子」の面が強く出れば人とぶつかることになります。そういった経験やあるいは年齢が高くなることを背景に、多くの人が幼子(おさなご)の立ち位置を獲得します。自分の意見を持っていてもそれが前面に出すぎず、周囲と調和し愛されるバランスの良い存在です。

「7つの習慣」の全体像【1】成功へ突き進む強い獅子になろう

7つの習慣

第1から第3の習慣は、「ラクダ(子羊)」のような周囲に依存した人間像から、「獅子」のような自主独立の強い人間に成長するための習慣です。独立心が強い男性のビジネスマンはある程度習熟していることもありますが、想像以上に深いのでさっと流してしまうと損をすることがあります。

・第1の習慣 主体性を発揮する
・第2の習慣 目的をもって始める(終わりを思い描くことから始める)
・第3の習慣 最優先事項を優先する(優先順位の法則)

第1の習慣 主体性を発揮する

寒ければ震えお腹がすけば鳴く子羊のように、小学校低学年くらいまで人は環境の変化に直接影響を受け、周囲に助けを期待するだけです。

しかし自立した大人は周囲の環境にそのまま左右されることはありません。朝眠くても、遅刻をしたくないから布団から出るのも主体性です。上司から理不尽なことを叱られただ怒ったり落ち込んだりするのではなく、一呼吸置いて対応を選択するのも主体性です。また体調不良など自分ではどうしようもない理由から仕事が進まなかったことを嘆かないのも主体性です。

周囲の変化(刺激)にそのまま反応するのではなく、喜怒哀楽の感情を含めどう対応するかは、私の手の内にある。この逆境に流されない習慣が主体性です。

詳細解説 ➡7つの習慣(ビジネス書)第1の習慣「主体的である」

第2の習慣 目的をもって始める(終わりを思い描くことから始める)

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誘われれば飲みに行き、もっと誘われれば朝まで付き合う。その場その場でやりたいことをするのも人生の醍醐味です。しかし不景気の世の中で、全てを流れに任せてしまったら、下りエスカレーターに突っ立っているのと同じです。1990年以降の不況期、私たちは揃って下りのエスカレーターに乗っています。そのなかで成功をつかむには、登る意志とはっきりとした目的が必要です。

「家は2度建てられる」の格言があります。特に都会で家を建てるのは相当困難。これを遺産相続なしでやり遂げるには、まず頭の中で家の立地、間取り、デザイン、庭の様子、暮らし方まですべてイメージし1度建ててしまうことが必須です。すると人の潜在意識は自動的に「脳内ツイート」を始め、自然に家を建てる方向にその人を動かしてしまいます。

ラクダや子羊のようにただ草を食(は)んで過ごすのではなく、最大スパンでは最期に我が人生をどう振り返りたいかを含め、最低でも中期目標を立てる習慣が目的をもって始める(終わりを思い描くことから始める)です。

詳細解説 ➡7つの習慣 第2の習慣「目的をもって(終わりを思い描くことから)始める」

第3の習慣 最優先事項を優先する(優先順位の法則)

小学校低学年の子どもは、ゲーム、テレビ、おやつ、勉強、明日の支度。これを優先すべき順番に並べることができません。一見大人は物事の優先準備を理解しているように見えます。しかし「今進んでいるプロジェクトに関わる持ち帰り仕事」と「将来のための英会話の勉強」。このどちらを優先すべきかの判断は、たいていの大人が誤っています。

「緊急かつ重要なこと」よりも「緊急でないが重要なこと」の方が優先順位が高い。この意外な事実が最優先事項を優先する(優先順位の法則)です。

詳細解説 ➡7つの習慣 第3の習慣「最優先事項を優先する」(優先順位の法則)

7つの習慣

第1〜第3の習慣をマスターすればあなたは1人前の独立した大人(ビジネスマン)になることができます。

①疲れたからやらない叱られたら落ち込むを脱し、自分で行動を選択できる。

②気まぐれでなく、脳に目的を刷り込み潜在意識を味方につけることができる。

③緊急性の高いことに時間を取られて1日が終わるのでなく、先々に投資できる。

しかし個々があまりにも独立した意志を以って獅子のようにパワフルに行動をすれば、必ずぶつかり合いせめぎ合う場面が出てきます。次の成長が必要です。

「7つの習慣」の全体像【2】周囲との調和を取れる優しい幼子(おさなご)になろう

7つの習慣

第4から第6の習慣は、自立し強くなった「獅子」のような個がぶつかり合うことを防ぎ、老成し人に好かれる「幼子」(おさなご)の存在を目指す習慣です。

・第4の習慣 Win-Winを考える
・第5の習慣 理解してから理解される(まず理解に徹し、そして理解される)
・第6の習慣 相乗効果を発揮する(シナジーを創り出す)

第4の習慣 Win-Winを考える

女性に多いのが相手を思いやるばかりに自分の意見を主張せずに終わってしまうこと。勇気をもって意見を表明することが必要です。男性に多いのが自己主張が強くなりやや強引になってしまうこと。思いやりを持つことが必要です。

皆がWin-Winを考えることで、個として弱い人を引き上げ、個として強すぎる人を抑え込むようなバランスの取れた人間関係が実現します。Win-Winはお互いに利益がある関係のように誤解されることがありますが、実際には勇気と思いやりの上手な調整を目指す習慣です。

詳細解説 ➡7つの習慣(コヴィー博士のビジネス書)の第4の習慣 Win-Winを考える

よくある誤解 ➡まだウインウイン(Win-Win)の関係なんて言ってるの?

第5の習慣 理解してから理解される(まず理解に徹し、そして理解される)

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第5の習慣は「第1の習慣 主体性を発揮する」を深く理解していれば簡単です。人は皆自分のことを理解してもらおうと、他人をおだててみたり強く出てみたり長々と説明したりといろいろと腐心するものです。その実、意外に上手く理解してもらえないという経験はないでしょうか?

第5の習慣(理解してから理解される)では、「第1の習慣 主体性を発揮する」を応用し、相手の認識という自分のコントロールが及ばない領域をさっさと諦めてしまいます。相手の認識を変えるという無駄な作業に1秒も使わないのです。その代わりにいくらでも自分で制御できる、手の話を傾聴することにすべてを費やします

フェイスブックでこちらがよく「いいね!」をする人は、比較的「いいね!」を返してくれるのと同様、相手の理解に務めることが、相手の理解を促す百発百中の近道なのです。

詳細解説 ➡7つの習慣(ビジネス書)第5の習慣「理解してから理解される」

第6の習慣 相乗効果を発揮する(シナジーを創り出す)

第1~第3の習慣をマスターした人はしっかりと自分の意見を持ち、行動をコントロールできる独立した個人になります。動物に例えれば「獅子」のようなものです。目的をしっかり持ち適切なタスクの選択ができるビジネスの観点から見ても強い戦力となります。

例えて言えば各自が自分の楽器を持ち自由に演奏できるような状態です。しかし各自が完全に自由に楽器を演奏すれば、良いバンドやオーケストラにはなりません。

仕事においては意見の食い違いがあれば、その共通項を抜き出せばとりあえずの一致には至ります。しかし例えば「ジャズ」が複数の異なる拍子をあわせのポリリズムという形式を持つように、あらゆる意見を内包、超越した意見を目指すのが相乗効果です。全ての異なる個性を生かしたまま、新しい次元のまとまりを産み他社と勝負していくのです。

Perfumeの「ポリリズム」では1:30くらいから複数の拍子を同時進行させる「ジャズ」のポリリズムが登場します。この多様性が調和した感覚が「相乗効果」です。

詳細解説 ➡7つの習慣 第6の習慣「相乗効果を発揮する」(シナジーを創り出す)

7つの習慣

第4〜第6の習慣をマスターすれば自己主張のある独立した大人(ビジネスマン)が周囲に理解され強調して行動することができるようになります。

④勇気(押しの強さ)と思いやりのバランスをコントロールできる

⑤制御の及ばないこと放棄し、主体的に相手を理解するのが理解される早道。

⑥異なる人・意見の共通項をとるのでなく、別種のリズムを同居させ発想の躍進。

「7つの習慣」の全体像【3】第7の習慣「刃を研ぐ」で全体を更新、前進させる

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子どもの頃の心象を残したラクダ(子羊)的な習慣、そして反抗期の頃の心象を残した獅子的な習慣。この2つの良い点を残して周囲や社会に必要とされ愛される幼子的なポジションに昇華させるのが7つの習慣でした。これは哲学の弁証法の影響を受けた正・反・合の発想です。

古典的哲学の弁証法 … すべての事象は「正」(元の状態)、「反」(矛盾が生じた状態)、「合」(双方の良い点を押さえ超越した位置)と発展する。

ニーチェの3態(3段の変化) … 全ての人は「ラクダ」(子羊、弱く受け身の状態)、「獅子」(強さが同居し押しが強すぎる状態)、「幼子」(弱くもあり強くもある、ラクダと獅子の良い点を押さえ超越した位置)へと発展する。

※いわゆるPDCAサイクル(plan-do-check-act cycle)も弁証法そのものです。planを伴う実行により矛盾点や欠点のcheckがしやすく、次のactの超越的な改善に成功しやすくなります。

7つの習慣を教える人のなかでも、弁証法やニーチェの3態という思想の根の部分まで押さえている人は少ないと思われます。根の部分をしっかり押さえることで、あなたのなかで「7つの習慣」は太い幹を育て、経験という葉をつけ、成果という果実を早い段階でたわわに実らせるはずです。

普通に人生を送っていては「幼子」に到達するのは40歳から60歳ぐらいでしょう。世の中には獅子を経ないまま成長した人も多く、一見「幼子」のようですが実は「ラクダ(子羊)」のままなのです。彼らは非常に素晴らしい人格を持ちますが、仕事を切り開くのは少し苦手です。

さて、時代の流れは速く、例えば音楽でも次々に新しい流行が生まれます。一度マスターした楽器をそのまま繰り返し演奏しているようなビジネスマンは取り残されますし、若さという特権を徐々に失う分の上積みも必要です。

コヴィー博士は「刃を研ぐ」研ぐことが必要だと説明しますが、その領域は主に4つあります。

・肉体を研ぎ澄ます
・知性を研ぎ澄ます
・関係性を研ぎ澄ます
・精神を研ぎ澄ます

詳細解説 ➡7つの習慣 第7の習慣「刃を研ぐ」〜スキルアップと自己成長〜

「刃を研ぐ」のなかの「知性を研ぎ澄ます」ことについては以下の記事も参考になるでしょう。

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7つの習慣 書籍とCDの紹介

 

「7つの習慣」のメイン書籍はこれです(出典:楽天ブックス 画像クリック対応)

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7つの習慣を日本に紹介したジェームス・スキナーが37分間で成功哲学を語った無料CDもあります。ジェームス・スキナー公式サイト


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