同期がウザく、めんどくさい 新入・若手社員の同期との付き合い方は?


同期がウザく、めんどくさいという悩みを抱える新入社員や若手社員がいます。ウザく、めんどうな同期とどのように接したら良いのでしょうか?

なぜ同期がウザいのか?

なぜ同期がウザいのでしょうか? とくに新入社員にとって、同期がウザい、めんどくさいと思える背景には、大学生時代との環境の変化があります。

  • 大学生 …  気があう友人同士の付き合いがベース。
  • 社会人 …  さまざまなタイプの同期と、コミュニケーションを取らなければならない。

ウザい、めんどくさい同期のパターン

具体的にウザいと思われる同期には、以下のようなパターンがあります。

  • 自己主張、競争心が強く意識高すぎ。
  • ウェイ系の大学生ノリが抜けない。騒がしい。
  • 知的水準が、ほとんど合わない。

自己主張、競争心が強く、意識高すぎの同期への対処法

 

自己主張、競争心が強く、意識高すぎの同期への対処法です。

自己主張が強い同期は、他人を気にしない環境で育った要素(1人っ子、長男長女である、親が放任主義、厳しい部活動の経験がない)があり、他人の心情を推し量るのが苦手なケースが多いです。相手や周囲の顔色を見ながら発言することは余りなく、思いつきで発言する傾向があります。兄弟が多く、特に兄や姉がいれば、いつも機嫌を気にしなければなりませんし、親が干渉的なら、親の気持ちも考えて行動する癖がつきます。

自己中心的な同期は、幼少時に個性を潰されていないため、よく言えば自由奔放で個性的なのですが、その点が災いして理解者は少ない傾向にあります。そのため、自分のことを避けることなく、理解してくれる、少数の理解者は大切にし、手放したくないため、徐々に気を使うようになる傾向があります。

自己中心的な人とは距離を置けとも言われますが、現実は逆で、むしろ距離を詰めた方が好結果をもたらします。ただし、言われたことを全て真に受ける必要はなく、理解はするが採用はしないということも可能です。

つぎに、競争心が高く意識が高い同期との接し方です。同期は仲間でもあるはずなのに、強い競争心を持たれると、少し萎えてしまうものです。競争心や意識が高い同期は、これまでの人生、常に与えられてきた価値観を受け入れ、その中で勝ちを目指してきた存在です。テストでは1位を、入試では難関大を、就活では有名企業を目指してきたはずです。競争心や強く、プライドが高いため、自分のことを大げさに表現する傾向もあります。

一方、世の中には、自分の中にある価値基準を大切にする、マイペースな人もいます。そのような人から見ると、競争心や意識が高い人は接しにくく見えます。エスカレーターで手すりを持ち止まっている人と、開いた側をかけ上がる人の呼吸が合わないのは当然のことです。

競争心や意識が高い同期と話していると、そんなに張り詰めなくてもいいのにと感じます。あるいは実績や博学ぶりを盛るため、疲れてしまいます。しかし、競争心や意識が高い同期は、資格、業界、世の中のことに関して、さまざまな知識があることも事実。人に負けまいと多くの知識を蓄積しているのです。競争心や意識が高い同期は、言葉は悪いですが歩く辞書として、使ってあげれば良いのです。いわば、音声再生装置がついたウィキペディアです。

まとめ 自己主張、競争心が強く、意識高すぎの同期への対処法

総じて、自己主張、競争心が強く、意識高すぎの同期には、距離を置くのではなく縮める方が得策です。

良き理解者を得た、あるいは自分の知識を認めてくれたという気持ちが起こり、あなたの前では、言葉遣いも徐々に変わり、カドが取れてくるものです。自分と正反対の性格を持つ人は、それはそれで、親しくしておいてもメリットはあるものです。半分の月と半分の月を合わせれば満月になるように、いつかは互いに協力するタイミングが来たりするものです。

ウェイ系の騒がしい同期への対処法

ウェイ系の騒がしい同期への対処法です。

最近ネットで、新入社員がウェイ系の同期について投稿した内容が、話題になりました。

  • 現在、研修で、新入社員が集団行動することが多い。
  • ウェイ系の同期が固まり、ワイワイと会話をしている。こちらのことは、なぜか無視する。
  • 移動時に大人しく後をついてくる同期に対し、ウェイ系の1人が、なんであいつら、ついてくんの?と発言し、大笑いされた。気分が悪かった。

このように、ウェイ系は、自分たちだけで固まり、周囲を排除しようとするのが特徴です。彼らは、普段からとても仲良しです。しかし、よく見てご覧なさい。ふとした時に、彼らのつながりが驚くほど弱いことに気づきます(ふと、オレあいつらとそんなに仲いいわけじゃないんだ、とぼやいたりします)。つまりウェイ系は、ボッチを恐すぎるがゆえに、ウェイ系という記号をお互いに発見し結びつく特殊な文化です。ほんとうの基盤のないなか、仲間意識を強く持つためには、他者を排除することが必要です。

このようなウェイ系に対しては、集団化し暴走している時には放置しておくしかありません。しかし、1人でいる時に話しかけると、案外悪い人間ではなく、何か臆病なシマウマや羊のようなイメージを感じるはずです。真面目に自分と向き合ってくれる人を求めていることもあります。

なお、ウェイ系でも、単に騒がしいだけで、飲み会などでボッチになっている人にも、ウェイウェイと声をかけたりする人たちもいます。このような、ハイレベルウェイ系は、ただ騒々しいだけ。大人しい人とハイレベルウェイ系は、バラードとロックのような差。あまり気にせず、互いに尊重し合うしかありません。

知的水準がほとんど合わない同期の対処法

最後に、知的水準がほとんど合わない同期との接し方です。例えば、ニュースや深い話をしても全く反応がなく、芸能人や恋愛の話しかできない、という同期です。

話題の好みは、ベースは家庭環境で完成します。親が比較的高学歴の場合、ニュースや深い話が多くなりますし、逆の場合もあります。小中学校は義務教育ですので、多くの人と関わるなか、話題が広まることもありますが、高校・大学は似た層が集まるので、同じような話題となってしまいます。

学歴で就職先が決まるわけではありません。東大を出て就職に失敗する人も多数いますし、平均的な大学から、就活に成功する学生もいます。しかし、総じて、難関大の学生と平均的な学生は、別々の企業に進むことが多いようです。そのため、就職先でも、小中学校の時のように、180度タイプの違う人間は少ないものですが、話題の傾向を基準に採用を行っている訳ではないため、違和感を持つ同期もいることでしょう。

しかし、この違和感は相手も抱えているはずです。

  • なぜそんなに小難しい方向に持ってゆくのだろう?
  • 何か良いこと言っているのかも知れないけど、意味が分からない。
  • なんか、話し合わない人(めんどくさい人)だなあ。

近年、お受験がブームになり、小学校から似たタイプの子どものなかで育てる傾向が出てきています。また、中学受験も引き続き人気があり、多様な価値観のなかでもまれる公立中学をパスする傾向が強まっています。しかし、多様な価値観と接しておいた方が、仕事に幅が出るのも確かです。筆者も現在はキャリア系の講演やサイト運営で独立事業者として生計を立てていますが、独立当初は、ノウハウを知るためにアクセスを獲得しやすい芸能関係の記事を書いていた時期もあります。

知的水準がほとんど合わない同期に対し、つまらないと思ってしまう気持ちも分かりますが、彼らを外国人と考えてはどうでしょうか? 町で、イラン人やサウジアラビア人の方と出会っても、話題はなかなか合わないはず。しかし、話題が合わないからこそ、新しい世界を知ることができ、それはビジネスやキャリアに生かせる日が来ます。

【まとめ】同期がウザく、めんどくさい? 新入・若手社員の同期との付き合い方は?

  • 自己主張、競争心が強く意識高すぎ。→ むしろ積極的に近づくことで、案外落ち着いた関係になる。信頼されていることが分かれば、いろいろとアピって来ることは減ります。歩く辞書、話すウィキペディアとして、有用。
  • ウェイ系の大学生ノリが抜けない。騒がしい。→ じつはボッチ恐怖症の集団です。1人でいるときに話しかけてみると、違った側面が見えてきます。
  • 知的水準が、ほとんど合わない。→ 育った環境の違いから仕方のないことですが、外国人だと思い少し話を聞いてみましょう。将来のビジネスやキャリアに役立つことが多いです。

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