新入社員、アルバイト、中途採用の社員にとって勤務初日は不慣れなうえ覚えるべきことが多く大変です。そのような日に使えそうな超ライフハックです。
▼広告代理店での営業マン、学習塾本部での部長職を経て、キャリアアドバイザー(講演+インターネット事業)として独立した筆者が、ホンモノの成功者を輩出するために執筆しています。
初出勤が怖い?新入社員、バイト、中途採用者がやるべきこと超ライフハック
初出勤 たった1つのぜひやるべき超ライフハック
どうもこんにちは。明日から初出勤の新入社員、アルバイト、中途採用の方、まずは採用おめでとうございます。では、早速はじめます。
まず中途採用の方はご存知の通りですが、会社員は役職の上下に驚くほどこだわります。そのこだわり方は学生では想像がつかないほどで、ビジネスの全てにおいて役職を意識して動く性質があります。「軍隊かよ」という感想も持つかもしれませんが、会社は事実軍隊のような組織になっています。
そのため(特に役職が上の方への)あいさつの漏れは厳禁です。仮に大学生が廊下ですれ違った教授に挨拶をし忘れたとしても大事(おおごと)にはなりませんが、それは教授が「カイシャ」という世界と無縁だからです。
会社には世間とは全く異なった暗黙のルールがあります。上司から先手を打たれて、それに対して返したあいさつは評価がゼロと言うことです。企業では、部下(中途採用者)が上司(先輩社員)に対し、先手を打ってあいさつするのが当然というムードがあります。本来役職とは会社が社員を都合よく動かすために与えた称号に過ぎませんが、そのことに気づいている人はごくわずか。役職が高い、勤続年数が長い方は、言葉は悪いですが根拠のない「自負」を持っていますのでそれを上手にくすぐることが大切です。
仮に上司に挨拶で先を越されてしまった場合、上司や先輩社員は次のように考えています。
・あっ。あれは、新入社員の〇〇君だね。挨拶してくるかな?
・うん。ダメみたいだね。ではこちらから行きますか。
・「どうも。おはよう」
挨拶ひとつで「ファーストインプレッション」(第1印象への評価)を下げられ、その後もその先入観は付いて回ります。挨拶は先手必勝なのです。
初出勤の日はなにかと気苦労が多く、多くのことには手が回りません。しかし役職や年齢を問わず、本質的に人は「自分が認められているか」ということにはこだわりがあります。その本質を突けば、挨拶をする、余裕があれば名前を憶えてゆく。このことは非常に重要です。
初出勤 上司、先輩以外への挨拶は不要?
清掃員や契約社員など事務員の方に挨拶は必要なのでしょうか?もののライフハックには「勤務先の力関係を早急に把握せよ」などと書いてありますが誤解を招く書き方でしょう。もちろん役職が高い人や実権を握っている人に対してはしっかりと対応する必要がありますが、そうでない人を疎かにして良い訳ではありません。
どのような立場の人にもしっかり挨拶をしておくと、あとあと必ず自分に返ってきます。必ずです。事務用品の営業や自販機補充など出入りの営業マンに対しても、こちらから挨拶をしてもいいと思います。「こんにちは」では違和感があるなら、「ご苦労様」で良いでしょう。
カイシャという小さな世界のルールに従うのではなく、人間としての本来のルールに従います。すると最後にはカイシャという枠を超えた評価が必ずあなたに返ってきます。これは「必ず」です。
みんな大好き メモと質問
人は誰しも、自分が言ったことをよく聞き、参考にしてくれると嬉しいもの。パナソニック創業者の松下幸之助クラスになると、部下の話を聞くことに喜びを感じています。しかし松下幸之助に関する本が売れるのは、裏を返せばそのレベルの管理職が極めて少ないからです。
したがって、大半の上司が自分が言ったことをよく聞いてくれたり、参考にしてくれる人間をまず評価することになります。無駄な相づちや、勝手なまとめ(「つまりこういうことですよね」等)を避けよく聞くことが大切です。
※「なるほど」も、一応は目上の人には使っていけない言葉とされています。
相手の目を見て、心の中の無駄な動きをゼロにして、波風一つない泉のような心で吸収する姿勢が一番です。しかし新入社員やアルバイトの年齢は普通、心がせっかちなのでそれも難しいもの。そこで外見的な工夫として、ただただメモを取るとそれだけで印象が良くなります。
※くり返すようですが、途中で「それは~ということですよね」とまとめる人が目立ちます。しかし新入社員やアルバイトの「まとめ」は上司から見るとちょっと残念な内容であることが多いので、要求されない限りまとめない方が良いでしょう。
【まとめ】初出勤時にやるべきこと超ライフハック
・必ず先手を打って挨拶をする。
・上司、役職者は絶対に漏らさずにがカイシャのルール。
・ただし、派遣社員や清掃員に至るまで疎かにしないのが、人間のルール。
・メモを取ることで相手の自尊心を立てる。
もしこのことをもっとシンプルに超ライフハック化するなら「全社員をタレントと思え」となります。相手が有名タレントなら、みな喜んで声をかけますよね。そして発言の一言一言が気になり、ボイスメモをしたりペンでメモったりするはずです。
非常にシンプルな本質があり、人はみな自尊心が強くタレント扱いされた願望を持っているということに尽きます。
この「全社員をタレントと思え」という超ライフハックは、初出勤時はもちろん、いつもでどこでも有効になります。
おかげさまで多少順位が上がりました。よろしければご確認ください。
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