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7つの習慣(コヴィー博士のビジネス書)の第4の習慣 Win-Winを考える

      2015/12/01


多くのビジネスマン(会社員、営業マン)が基本的な規範としている「7つの習慣」。この記事では7つの習慣のうち第4の習慣「Win-Winを考える」についてわかりやすく説明します。

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▼広告代理店での営業マン、教育産業での部長職を経て、キャリアアドバイザー(講演+インターネット事業)として独立した筆者が、ホンモノの成功者を輩出するために執筆しています。

▼7つの習慣の全体像は以下の記事にあります。

7つの習慣の要約〜内容のまとめと解説〜

7つの習慣(コヴィー博士のビジネス書)の第4の習慣 Win-Winを考える

7つの習慣とは 背景と全体像

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・「7つの習慣」はアメリカをはじめ世界で3000万部以上の販売数を記録している経営学者コヴィー博士の理論です。

・人が受け身で周りに流されやすいラクダ(日本的に言えば羊)のような存在から、強い自我を持つ獅子のような過渡期を経て、全てを受け止める幼子(おさなご)のような存在に至るという「ニーチェの3態」が土台にあります。

7つの習慣の前半:受け身で周りに流されやすいラクダ(羊)のような存在から、強い自我を持つ「獅子」を目指すための理論〜男性ビジネスマンはある程度できている人も多いが、コヴィー博士の設定した概念は深いため習熟の必要あり〜
・第1の習慣 主体性を発揮する
・第2の習慣 目的をもって始める(終わりを思い描くことから始める)
・第3の習慣 最優先事項を優先する(優先順位の法則)※重要事項を優先するは誤訳になります(原語はPut First Things First)。

7つの習慣の後半:強い自我を持つ獅子のような存在から、全てを受け止め周囲からも受け入れられる幼子のような存在を目指すための理論
・第4の習慣 Win-Winを考える
・第5の習慣 理解してから理解される(まず理解に徹し、そして理解される)
・第6の習慣 相乗効果を発揮する(シナジーを創り出す)

※第7の習慣 刃を砥ぐは総仕上げの習慣です

「獅子」を脱し、周囲からも受け入れられる「幼子」を目指すために 第4の習慣「Win-Winを考える」

第4の習慣「Win-Winを考える」は、反抗期の頃に形成された強い自我を持つ自主独立かつ獰猛な「獅子」の精神を飼いならす理論です。また「獅子」の精神が弱い人からそれを引き出しバランスをとる理論です。中学生の頃のあなたは下のどちらの様子に近かったでしょうか?

(1)自分の意見が強くなり、相手の話よりもいかに伝えるかにこだわりがあった。

(2)先輩や同級生の顔色を伺い周りに合わせることで、疲れてしまっていた。

(1)は反抗期に差しかかるなかで自主独立の精神つまり強気の「獅子」を大きく育て過ぎているケース。(2)は生まれながらに他人の加護が必要であるヒトが必ず持っている従順な「ラクダ(羊)」の要素が大きく残り過ぎているケースです。

男性の場合(1)、女性の場合(2)が目立つかもしれません。また平成生まれは男女問わず(2)が増える傾向にあります。平成生まれは人間的には接しやすい人が多くなっていますが、反面自分のなかで「獅子」を成長させその後飼い慣らすというプロセスを経ていないともいえ、厳しい環境に弱いという面もあります。

第4の習慣「Win-Winを考える」は非常にシンプルです。2つのタイプへの処方箋となりますが、自分と逆のタイプもしっかり知ることが理解につながります。

(1)自主独立の精神や強気の「獅子」を大きく育て過ぎている方

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人と接するときに、自主独立の精神や強気の「獅子」の部分が前面に出る習慣のある方は、勇気(押しの強さ)が過剰となり思いやりを上回っている状況です。自分が勝ち相手を負かすWin-Loseの人間関係しか作れなくなっています。自分が勝ち相手を負かすというのが大げさならば、人に合わせるのが上手な人としか良い関係を築けなくなっています。譲るべきところは譲り、意見の多様性を認め、傾聴力を鍛えることでWin-Winの人間関係が広がり、味方が増えることになります。

また「ラクダ(羊)型」の人が弱点とする7つの習慣の第1〜第3の習慣に関して習熟しているものの、強く出すぎている可能性があります。すぐ下の(2)の項目もお読みになると理解が深まります。

(2)従順な「ラクダ(羊)」の精神を大きく育て過ぎている方

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人と接するときに、相手に頼ったり、気を配ったりする「ラクダ(羊)」の部分が前面に出る習慣のある方は、思いやりが過剰となり勇気を上回っている状況です。相手に合わせるだけのLose‐Winの人間関係や、傷をなめ合うようなLose‐Loseの関係しか築けなくなっています。言い換えれば「獅子型」「ラクダ(羊)型」の両方とうまくやれるため友人は多くなりますが、自分の人生なのか他人の人生なのか分からなくなってしまうことがあるはずです。

小学校高学年や中学生の頃に反抗期を迎え強い「獅子」を育てる機会があったはずなのですが、親や兄弟への気遣いで十分に生かせなかったのかもしれません。「ラクダ(羊)型」の方は協調性がありますので、成功するうえで一見問題が少ないようにも見えます。しかし「獅子的なもの」の不足は大きなハンデとなりますので、改めて7つの習慣の第1〜第3の習慣を鍛える必要があります。

・第1の習慣 主体性を発揮する

「ラクダ(羊)型」の方は、周囲の変化(人の言葉や行動など)に対し、そのまま反応してしまう面があります。周りの人がうれしい気持ちを持てば、それをそのまま受け取りうれしい気持ちになれるのは良い点です。しかし、極端に言えば寒くなったら布団から出たくなくなったり、批判されればただ落ち込んだり、状況が悪いと途端にモチベーションが下がったりします。第1の習慣を学ぶことも必要です。

・第2の習慣 目的をもって始める(終わりを思い描くことから始める)

「ラクダ(羊)型」の方は、人生の目的の設定が弱いこともあります。今週何をしよう、今月何をしようという意識が弱ければ、遊びに誘われればどこへでもいつまでもとなりLose‐Loseの関係になってしまうことがあります。

・第3の習慣 最優先事項を優先する(優先順位の法則)

「ラクダ(羊)型」の方は、次に何をするかの優先順位の選択にミスをすることもあります。「頻繁な飲み会」、「英会話の勉強」、「体のメンテナンス」の優先順位を間違ってしまうような事例です。「人づきあいの良い人」との評価を取ることはできますが、人づき合いは良いが実力が成長していない、人づき合いは良いが体はガタガタでは、成功には程遠くなってしまいます。

【まとめ】7つの習慣 第4の習慣「Win-Winを考える」

・Win-Winを考えることで、「獅子型」の人はWin-Loseの極端な人間関係から脱し、支持者を増やすことができます。ポイントは勇気を抑制し、思いやりを育てることです。

・「獅子型」の人は、無知な顧客はうまく騙してしまう、詳しく気が強い顧客は無条件に立ててしまうような、極端な人間関係も作りがちです。そのことがビジネスの幅を狭めています。

・「ラクダ(羊)型」の人は「獅子を育ててその後抑制する」という成功者に必要な成長の過程をパスしている可能性があります。第1〜第3の習慣を押さえたうえで、Win-Winを考える手順が重要です。

・ときにはLose-Loseで語り明かすことも人生のスパイスとして……。

「7つの習慣」のメイン書籍はこれです(出典:楽天ブックス 画像クリック対応)

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